・―――――――――――――――――――――――――――――――――――――・ |■■■■■■■■■/Fuzzy BASICマニュアル/■■■■■■■■■■| ・―――――――――――――――――――――――――――――――――――――・ ―――――――――〈構文規則〉――――――――― プログラム ・文法はほぼ一般的なBASICと同様。 ・行番号は1〜65535の範囲。 ・ステートメント間のセパレータはコロン。 ・シングルクォーテーション以下の1行は注釈とみなされる。 ・プログラムは注釈行中、文字列中、ラベル中以外のスペースを  すべて詰めた形で格納される。  例外として、行番号の直後に続くスペースは32文字までに限り、  1バイトに圧縮されて詰められずに格納される。 ・LIST出力時には適当にスペースが挿入される。 ・予約語は英大文字、小文字ともに入力可能。 ・1行はLIST出力時の形で79文字までである。 式 ・ひとつの項、もしくは複数の項を2項演算子でつないだもの。 ・演算はすべて符号なしの16ビットで行われる。  また、オーバーフローのチェックはしない。 ・負数は2の補数表現(-1= 0-1=FFFFH=65535)。 項 ・定数、変数、メモリ配列、I/O配列、関数、カッコでくくられた式、  およびこれらに負符号を付けたもの。 ―――――――――〈定  数〉――――――――― 10進定数 ・取りうる値は、0〜65535、  65536以上の場合は65536で割った余りが値となる。 16進定数 ・先頭に$または&Hを付けて表す。  取りうる値は$0000〜$FFFF。  4桁を越える場合は下位の4桁のみが有効となる。 2進定数 ・先頭に&Bまたは単に&を付けて表す。  16桁を越えるときは下位の16桁のみが有効となる。 文字定数 ・ダブルクォーテーションで囲まれた0〜2文字の文字列。  左の文字のアスキーコード×256+右の文字のアスキコードを値とする。  1文字の場合は上位バイトが0。  ヌルストリングの場合は下位バイトも0で結局0が値となる。 注)一般的なBASICのASC関数 が2文字(2バイト)に   拡張されたものと考えればよい。 ―――――――――〈変  数〉――――――――― ・英字で始まり、英数字からなる任意長の文字列を変数名として認める。 ・ただし予約語では始まらないこと。 ・最初の2文字までを識別する。  英小文字の使用も認められるが、大文宇との区別はなされない。 ・使用できる変数の総数は 127個までに制限されている。 ・以下に挙げるいくつかの変数は特殊な扱いをする場合がある。 1文字変数 ・A、B、………Zの1文字で表される変数は、  2文字(以上)で表されるものよりもいくぶん代入・参照が速い。  また1文字変数は値を格納するアドレスが固定されており、  機械語ルーチンとの値の受け渡しが容易である。  さらに局所変数(LOCAL文、PROC文、FUNC関数 参照)となりうるのも  1文字変数だけである。 レジスタ変数 ・Z80のレジスタと同名の変数AF、BC、DE、HLの4変数は  CALL@文、USR@関数 において、  機械語サブルーチンとの直接的な値の受け渡しに用いられる。 変数スタックポインタ ・変数VSは変数スタックのスタックポインタとして用いられているので、  不用意に使われるべきではない。 ―――――――――〈配  列〉――――――――― メモリ配列 ・1バイト型と2バイト型があり、それぞれ   変数名[式]…1バイト型   変数名(式)…2バイト型  の形で表される。 ・Z80のインデックスアドレッシングに相当し、  変数の値をインデックス、式の値をディスプレイスメントとして  直接にメモリを操作する。  このとき、1バイト型の場合は変数の値+式のアドレスがアクセスされ、  また、2バイト型においては、  「変数の値+式*2」のアドレスを下位バイト、  「変数の値+式*2+1」のアドレスを上位バイトとして  アクセスされる。 ・メモリ配列に代入することはPOKEに相当する。 ・メモリ配列を参照することはPEEKに相当する。 I/O配列 ・メモリの代わりにI/O空間をアクセスすること以外は  メモリ配列と同様である。 ・1バイト型と2バイト型があり、それぞれ   変数名%[式]…1バイト型   変数名%(式)…2バイト型  の形で表される。 ・I/O配列に値を代入することはOUT に相当する。 ・I/O配列を参照することはINP に相当する。 ・2バイト型においてはI/Oアドレスの小さいほう、大きいほうの順で  アクセスされる。 ―――――――――〈演算子〉―――――――――― 2項演算子 ・加減乗除記号、比較演算子、論理演算子がある。 ○加減乗除記号 ・それぞれ+、−、*、/である。 ○比較演算子 ・=、<>、><、<、>、<=、>= ・真のとき、偽のとき0を値とする。 〇論理演算子 ・AND、OR、XORの3種がある。 演算の優先順位 ・負符号>乗除算>加減算>比較演算>論理演算 ―――――――――〈ラベル〉―――――――――― ・GOTO文、GOSUB文 などの分岐先にラベルを用いることができる。 ・ラベルはカギカッコ(「 」)  またはバックスラッシュ(使えない機種では¥)で  囲まれた任意長の文字列で、全文字識別する。 ・ただし、カギカッコ、バックスラッシュ、カンマを含まないこと。 ・ラベルは単に行頭に置かれることによって定義される。 ・また、ラベルの後ろにステートメントを置くときはコロンで区切ること。 コマンドやステートメント、関数の書式中の記号・文宇には 次のような意味がある。 なお、コマンドはダイレクト実行のみ可能である。 ◆[ ]の中は任意に省略できる ◆{ }の中の縦に並べて書いてあるものは任意に選択することを示す ◆……は連続することを意味する ◆"Str"は文字列を意味する ◆"filename"は"[デバイス名:]ファイル名[.拡張子]"で  デバイス名はS−OS“SWORD”に準拠する ◆「範囲」は以下のいずれかを示す  式      式の行番号  ,式     先頭行から式の行番号まで  式,     式の行番号から最終行まで  式1,式2  式1の行番号から式2の行番号まで =======〈入出力コマンド〉======== ・――――――――――――――――――――――・ |::LOAD::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LOAD{"filename"} { 式 }  ・テキストファイルをロードする。式が用いられた場合、   その値のアドレスより置かれたアスキーコード列を   ファイル名とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::SAVE::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ SAVE{"filename"} { 式 }  ・テキストファイルをセーブする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::APPEND::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ APPEND{"filename"} { 式 }  ・メモリ上のテキストの直後にテキストファイルをロードし、   ひとつのテキストとする。   行番号は変化しない。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MERGE::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MERGE{"filename"} { 式 }  ・E−MATEなどでアスキーセーブされたテキストを読み込み、   メモリ上のテキストと融合する。 ========〈編集コマンド〉======== ・――――――――――――――――――――――・ |::LIST::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LIST[範囲]  ・テキストをディスプレイ(プリンタ)に出力する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::LIST*::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LIST*[範囲]  ・先頭にシングルクォーテーションの付いている行のみを   シングルクォーテーションの直後から出力する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::AUTO::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ AUTO〔[開始行][,増分]〕  ・行番号を自動発生する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::AUTO*::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ AUTO*〔[開始行][,増分]〕  ・シングルクォーテーション付きで、行番号を自動発生する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::TEXT::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ TEXT 式  ・テキストを格納する先頭アドレスを指定する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::NEW::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ NEW  ・テキストを消去する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::RECOVER::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RECOVER  ・NEWしたテキストを復活する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::DELETE::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ DELETE 範囲  ・テキストの一部を削除する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::EDIT::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ EDIT 式  ・指定行をエディットできるよう表示する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::SEARCH::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ SEARCH{"str" } {ステートメントなと}  ・テキスト中より文字列を探し出し、   見つけた行をすべて表示する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CHECK::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CHECK[範囲]  ・テキストの1行ごとのチェックサムを出力する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::RENUM::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RENUM[新行番号][,旧行番号]  ・行番号を10行間隔で付け換える。   ただし、GOTO文などの分岐先は変更しない。 ========〈一般コマンド〉======== ・――――――――――――――――――――――・ |::RUN::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RUN[{ 式 }] [{"filename"}]  ・変数、変数スタック、ループ文などのネスティングを   クリアしたあとプログラムを実行する。   式が指定された場合はその行から実行する。   ファイル名が指定された場合は   テキストをロードしたあと実行に移る. ・――――――――――――――――――――――・ |::CONT::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CONT  ・STOP文またはSHIFT+BREAKによって実行が中断されていた   プログラムの実行を再開する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::VLIST::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ VLIST  ・使われたすべての変数名とその値を出力する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::VSTACK::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ VSTACK 式1,式2  ・式1から式2−1のアドレスを変数用スタックとする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::ERMODE::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ ERMODE 式  ・エラー表示のモードを指定する。    式の値が0のとき…エラー発生行のリストを表示      〃 1のとき…行番号のみを表示 ・――――――――――――――――――――――・ |::LMODE::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LMODE 式  ・LIST出力のモードを指定する。    式の値が0のとき…予約語を英大文字で出力      〃 1のとき…予約語を英小文字で出力      〈構文制御ステートメント〉 ・――――――――――――――――――――――・ |::FOR〜NEXT::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ FOR 変数名=式1{TO}式2[{STEP}式3] {, } [{ , } ] NEXT[変数名][,……]  ・式2の値を越えるまで式1に式3を加え、  NEXTまでのプログラムを繰り返す。 ・――――――――――――――――――――――・ |::REPEAT〜UNTIL::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ REPEAT UNTIL 式  ・式の値が0の間、REPEATとUNTIL の間のプログラムを繰り返す   (最低一度は実行される)。 ・――――――――――――――――――――――・ |::WHILE〜WEND::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ WHILE 式 WEND  ・式の値が0でない間WHILEとWEND の間のプログラムを繰り返す   (条件によってはー度も実行されない)。   WHILEとWEND は必ず行頭に置かれなけれぱならず、   また1対1の対応が必要。 ・――――――――――――――――――――――・ |::GOTO::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ GOTO{式 } {ラベル }  ・指定行へ分岐する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::GOSUB/!::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ {GOSUB}{ 式 } { ! }{ラベル } ・サブルーチンを呼び出す。 ・――――――――――――――――――――――・ |::RETURN::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RETURN[{ 式 }] [{ラベル }]  ・GOSUBに対応するリターン。   式(またはラベル)がある場合は   GOSUBのネスティングレベルを1段落としたあと、   指定の行へ分岐する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CALL::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CALL 式  ・式のアドレスからの機械語サブルーチンをコールする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CALL@::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CALL@ 式  ・変数AF、BC、DE、HLの値を同名のレジスタに与えたあと、   式のアドレスからの機械語サブルーチンをコールする。   さらに、サブルーチンからのリターン時のレジスタの値を   再び同名のレジスタ変数へ代入する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::USR::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ USR(式1[,式2])  ・式1のアドレスからの機械語サブルーチンをコ−ルし、   リターン時のHLレジスタを値とする。   式2が指定された場合は、   その値をHLレジスタに持ってサブルーチンをコールする(関数)。 ・――――――――――――――――――――――・ |::USR@::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ USR@(式)  ・CALL@文 と同様にして機械語サブルーチンをコールし、   リターン時のHLレジスタの値を返す(関数) ・――――――――――――――――――――――・ |::ON〜GOTO/GOSUB/::::::::::::::| |::RETURN::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ ON 式 GOTO〜 ON 式 GOSUB〜 ON 式 RETURN〜  ・式の値により分岐先を決める分岐文。   この場合GOSUBを!で代用することはできない。 ・――――――――――――――――――――――・ |::IF〜THEN/GOTO/GOSUB/::::| |::RETURN::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ IF 式 THEN 〜[ELSE〜 ] IF 式 GOTO{ 式 }[:〜][:ELSE〜] {ラベル } IF 式 GOSUB{ 式 }[:〜][:ELSE〜] {ラベル } IF 式 RETURN[{ 式 }][:〜][:ELSE〜] [{ラベル }]  ・式の値が0でなければ直後のステートメントを、   0であればELSE以下のステートメントを実行する。  ・一部変則的な部分があるので、以下に補足する。    1)ELSEの直前にコロンが必要。    2)ELSEの前にほかのIF文がある場合      (1行中でIF文が2重になっている場合)      誤動作する恐れがあるので、      必要に応じて(プログラムの見やすさという点でも)      次のブロックIF文を使われたい。    3)THEN、ELSEの直後に行番号を置いて分岐させるような形は      認められない。 ・――――――――――――――――――――――・ |::IF〜THEN〜ELSE〜ENDIF::::::| ・――――――――――――――――――――――・ IF 式 [THEN [ステートメント列]] ステートメント列  [ELSE [ステートメント列]]  [ [ステートメント列] ] END IF  ・ブロックIF文。   IF、THEN、ELSE、ENDIF は必ず行頭に置かれなければならず、   またIFとEND IFは1対1の対応をしていなければならない。 ・――――――――――――――――――――――・ |::LOCAL::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LOCAL"1文字変数名"  ・局所変数を指定する。   ここでいう局所変数とは、PROC文、FUNC関数の実行時に、   変数スタックに値を退避する変数を指す。   指定した変数からの6つが局所変数となる。  例)LOCAL"D"   変数D、E、F、G、H、Tを局所変数とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::PROC/#::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ {PROC}{ 式 }[,式1[………式6]] { # }{ラベル }  ・LOCAL文 で指定されている変数の値を変数スタックにプッシュし、   式1〜式6が続いて記述されている場合は   それらの値を順次局所変数に代入したあと、サブルーチンを呼び出す。   つまり部分的な変数の退避をともない、   かつ必要に応じてパラメータを与えるGOSUB文 である。 ・――――――――――――――――――――――・ |::RET::PROC::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RET PROC [{ 式 }] [{ラベル}]  ・PROCに対応するリターン。   先に変数スタックヘ退避した値を変数に代入したあとリターンする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::FUNC::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ FUNC({ 式 }[,式1[,…,式6]]) {ラベル }  ・LOCAL文 で指定されている変数の値を変数スタックにプッシュし、   式1〜式6が続いて記述されている場合は   それらの値を順次局所変数に代入したあと、   関数ルーチン   (サブルーチンに似ているが、RETURNの代わりにRET FUNCで終わる)   を呼び出し、RET FUNC で指定された値をとる(関数)。 ・――――――――――――――――――――――・ |::RET::FUNC::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RET FUNC 式  ・FUNC関数に対応するリターン。   式の値を関数の値として返す。   RET PROC文同様局所変数に使われていた変数の値の復帰をともなう。 注)FOR、REPEAT、WHILE、ブロックIF のネスティングはそれぞれ16重まで。   GOSUB、PROC、FUNCのネスティングは合計して 127重まで。 ――――――〈入出力ステートメント〉―――――― ・――――――――――――――――――――――・ |::INPUT::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ INPUT["str";]変数名[,["str";]変数名……]  ・キーボードから入力した1行の式の値を順次変   数に代入する。1回の入力(CR)がひとつの変数に対応する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::LINPUT::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LINPUT 式  ・キーボードから入力した1行の文字列を式のアドレスから格納する。   エンドコードとして 00Hが追加格納される。 ・――――――――――――――――――――――・ |::PRMODE::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ PRMODE 式  ・出力モードを設定する。   式の値が0のとき…画面のみに出力     〃 1のとき…画面とプリンタに出力     〃 2のとき…プリンタのみに出力   LISTなどもこれに従って出力される。   また、AUTOコマンドの実行、エラーの発生、STOP、BREAK などによって、   自動的にモード0になる。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CLS::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CLS  ・画面をクリアする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CURSOR/LOCATE::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ {CURSOR}式1,式2 {LOCATE}  ・式1をX座標、式2をY座標とする位置へカーソルを移動する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::WIDTH::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ WIDTH 式  ・画面の桁数を指定する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::PRINT/?::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ {PRINT}[出力書式並び] { ? }  ・以下の書式に従って出力を行う。   特に指定しない限り改行しない。   出力書式    なし…改行する    式 …10進 左詰め出力    %式 …10進5桁 右詰め出力    #式 …16進2桁出力    ##式…16進4桁出力    !式 …式のアドレスから 00Hまでを       アスキー出力"str"…文字列をそのまま出力   〈力−ソルコントロール文字列〉…画面制御    1またはD……力ーソルを下へ1文字分移動    2またはU……力ーソルを上へ1文字分移動    3またはR……力ーソルを右へ1文字分移動    4またはL……力ーソルを左へ1文字分移動    5またはH……力ーソルを(0,0)へ移動    6またはC……画面をクリア    /(スラッシュ)……改行する  以上の書式はカンマ、または、セミコロンをはさんで複数記述できる。  セパレータにカンマを使用した場合は1文字分のスペースが挿入される。 ・――――――――――――――――――――――・ |::PRINT文出力関数::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ 以下の出力関数は、PRINT文中 のみで使われ、出力書式となる。 カッコ中に複数の式が記述できる出力関数においては、 先に述べたのと同様、セパレータとしてカンマとセミコロンの使い分けが可能。  PN(式[……]) …符号付き16ビット数とみなして10進出力  DEC1(式[……])…10進5桁右詰め出力  HEX2(式[……])…16進2桁出力  HEX4(式[……])…16進4桁出力  BINL(式[……])…2進8桁出力  BIN(式[……]) …2進16桁出力  MSG(式[……]) …式のアドレスより 0DHの直前までをアスキー出力  MSX(式[……]) …式のアドレスより 00Hの直前までをアスキー出力  CHR$(式[……])…上位バイト、下位バイトの順にアスキー出力  SPC(式) …式の下位バイト数だけスペースを出力  TAB(式) …式の下位バイト数だけカーソル右へを移動  STRING(式1,式2)…式1の下位バイトのキャラクタを式2の下位バイト個出力  LEFT$(式1,式2) \式1のアドレスから 00Hまでを文字列とみなして、  RIGHI$(式1,式2)/それぞれ左と右から式2の長さをアスキー出力 ======〈一般ステートメント〉======= ・――――――――――――――――――――――・ |::LET::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ [LET]{変数名 } =式 {メモリ配列} {I/O配列}  ・左辺の項に右辺の式の値を代入する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CLR/CLEAR::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ {CLR } {CLEAR}  ・変数、変数スタック、ループ文などのネスティングをクリアする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::STOP::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ STOP  ・実行を中断する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::END::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ END  ・実行を終了する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::STON::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ STON  ・STOP文を有効にする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::STOFF::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ STOFF  ・STOP文を無効にする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::BRON::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ BRON  ・SHIFT+BREAKを有効にする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::BROFF::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ BROFF  ・SHIFT+BREAKを無効にする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::PAUSE::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ PAUSE  ・スペースキーが押されている間、実行を休止。 ・――――――――――――――――――――――・ |::WAIT::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ WAIT 式  ・式の値に対応する時間だけ実行を休止する。   単位は約1秒である(4MHz時)。 ・――――――――――――――――――――――・ |::INC::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ INC 変数名[,変数名……]  ・変数の値に1を加える。 ・――――――――――――――――――――――・ |::DEC::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ DEC 変数名[,変数名……]  ・変数の値に−1を加える。 ・――――――――――――――――――――――・ |::WINC::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ WINC 変数名[、変数名……]  ・変数の値に2を加える。 ・――――――――――――――――――――――・ |::WDEC::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ WDEC 変数名[,変数名……]  ・変数の値に−2を加える。 ・――――――――――――――――――――――・ |::SWAP::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ SWAP 変数名1,変数名2  ・2つの変数の値を交換する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::POKE::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ POKE アドレス,式[,式……]  ・指定のアドレスより順次、式の値(1バイト)を書き込む。 ・――――――――――――――――――――――・ |::WPOKE::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ WPOKE アドレス,式[,式……]  ・指定のアドレスより順次、式の値(2バイト)を書き込む。 ・――――――――――――――――――――――・ |::OUT::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ OUT I/Oアドレス,式[,式……] ・指定のI/Oポートアドレスより、  ポートアドレスをインクリメントしながら、  式の値(1バイト)を出力する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::WOUT::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ WOUT I/Oアドレス,式[,式……]  ・指定のI/Oポートアドレスより、   ポートアドレスをインクリメントしながら、   式の値(2バイト)を出力する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MEM::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MEM 式,"str"[@]  ・式のアドレスから文字列を格納する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::STR::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ STR 式1,式2[@]  ・式2の値を10進数で表した文字例を、   式1のアドレスより格納する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::HEX@::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ HEX@ 式1,式2[@]  ・式2の値を16進数で表した文字列を、   式1のアドレスより格納する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::BIN@::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ BIN@ 式1,式2[@]  ・式2の値を2進数で表した文字列を   式1のアドレスより格納する。 注)上記、4つのステートメントにおいて最後に@を付けた場合は、   エンドコード (00H)が追加格納される。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MIRROR@::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MIRROR@ 式  ・式のアドレスから 00Hがみつかる直前までのメモリを   文字列のようにみなし、左右反転したあと、   再び同アドレスヘ格納する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::PUSH::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ PUSH 式[,式……]  ・式の値を変数スタックに積む。 ・――――――――――――――――――――――・ |::PULL::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ PULL 変数名[,変数名……]  ・変数スタックから取り出した値を変数に代入する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::LDIR::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LDIR 式1,式2,式3  ・ブロック転送する。   式1でソースの先頭アドレス、   式2でディスティネーションの先頭アドレス、   式3でバイト数を指定する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::LDDR::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LDDR 式1,式2,式3  ・式1でソースの最終アドレス、   式2でディスティネーションの最終アドレス、   式3でバイト数を指定してブロック転送する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::TRANS::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ TRANS 式1,式2,式3  ・式1のアドレスから式2のアドレスまでを   式3を先頭アドレスとしてブロック転送する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::SET::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ SET 式1,式2 ・式1のアドレスの式2ビットをセットする。  式2の値は0〜7に制限する必要はなく、  たとえば8が指定された場合であれば、  式1+1のアドレスの第0ビットに対して処理が行われる。 ・――――――――――――――――――――――・ |::RESET::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RESET式1,式2  ・式1のアドレスの式2ビットをリセットする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::LIMIT::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LIMIT 式  ・式のアドレスまでをテキストエリアとする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::BEEP::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ BEEP [式]  ・式の下位バイトの回数だけビープ音を鳴らす。   式省略時は1回。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MON::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MON  ・各機種モニタヘ制御を移す。 ・――――――――――――――――――――――・ |::BYE::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ BYE  ・S−OSのホットスタートヘジャンプする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::BOOT::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ BOOT  ・ブートする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::COLD::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ COLD  ・Fuzzy BASICをコールドスタートする。   注)Fuzzy BASIC初期設定    TEXT $6300:LIMIT MAX    NEW:CLR:VSTACK $5D00, $6200    PRMODE 0:ERMODE 0:LMODE 0    STON:BRON:LOCAL"1":RANDOMIZE ・――――――――――――――――――――――・ |::KEY0::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ KEY0"str"  ・キー入力バッファに文字列をセットする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::RANDOMIZE::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RANDOMIZE  ・乱数系列を初期化する。 ====〈ファイル処理ステートメント〉===== ・――――――――――――――――――――――・ |::DIR/FILES::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ {DIR }["デバイス名"] {FILES}  ・ディレクトリを取る。 ・――――――――――――――――――――――・ |::DEVICE::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ DEVICE "デバイス名"  ・デフォルトデバイスを指定する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::BLOAD::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ BLOAD"filename"[,ロードアドレス]  ・機械語プログラムをロードする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::BSAVE::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ BSAVE"filename"開始アドレス,終了アドレス[,実行アドレス]  ・機械語プログラムをセーブする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::KILL::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ KILL"filename"  ・指定のファイルを消去する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::RENAME::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RENAME"旧filename:新filename"  ・ファイル名を変更する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::FSET::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ FSET"filename"  ・ライトプロテクトをかける。 ・――――――――――――――――――――――・ |::FRESET::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ FRESET"filename"  ・ライトプロテクトをはずす。 ・――――――――――――――――――――――・ |::DEVI::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ DEVI["デバイス名"],式1,式2,式3  ・式2のレコードナンバーから式3の下位バイトのレコード数だけ   式1のアドレスヘ読み込む。 ・――――――――――――――――――――――・ |::DEVO::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ DEVO["デバイス名"],式1,式2,式3  ・式1のアドレスからの(式3の下位バイト×256)バイトを、   式2を先頭レコードとしてディスクに書き込む。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CHAINI::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CHAIN"filename"[,式]  ・テキストをロードし、連続して実行する。   式が指定された場合はその行より実行する。   変数、変数スタックは保存される。 =========〈数値関数〉========= ・――――――――――――――――――――――・ |::MOD::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MOD(式1,式2)  ・式1を式2で割った余りを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MULH::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MULH(式1,式2)  ・式1に式2を乗じ 65536で割ったものを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::ZERO::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ ZERO(式)  ・式の値が0のとき1、それ以外のとき0を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::SQU::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ SQU(式)  ・式の値の2乗を値とする(定義域は0〜 255)。 ・――――――――――――――――――――――・ |::SQR::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ SQR(式)  ・式の値の2乗根を値とする(値は切り捨て)。 ・――――――――――――――――――――――・ |::SUM::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ SUM(式)  ・0から式の値までの和を値とする(定義域は0〜 361)。 ・――――――――――――――――――――――・ |::LOG::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LOG(式)  ・式の値の常用対数を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MAX::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MAX(式[,式……])  ・与えられた式の中での最大値を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MIN::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MIN(式[,式……])  ・与えられた式の中での最小値を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::RND::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ RND(式)  ・0から式−1までの乱数を値とする。 ========〈特殊数値関数〉======== ・――――――――――――――――――――――・ |::HIGH::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ HIGH(式)  ・式の値の上位バイトを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::LOW::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LOW(式)  ・式の値の下位バイトを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::EX::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ EX(式)  ・式の値の上位バイトと下位バイトを交換したものを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::NOT::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ NOT(式)  ・式の値を2進数で表し、すべてのビットを反転したものを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MIRROR::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MIRROR(式)  ・式の値を2進数で表し、ビットを左右反転したものを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::ROTL::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ ROTL(式)  ・式の値を2進数で表し、左へ1ビット回転したものを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::ROTR::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ ROTR(式)  ・式の値を2進数で表し、右へ1ビット回転したものを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::ROTLD::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ ROTLD(式)  ・式の値を2進数で表し、左へ4ビット回転したものを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::ROTRD::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ ROTRD(式)  ・式の値を2進数で表し、右へ4ビット回転したものを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::PARITY::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ PARITY(式)  ・式の値を2進数で表したときの1の数(何力所ビットが立っているか)を   値とする。 =======〈メモリ操作用関数〉======= ・――――――――――――――――――――――・ |::LEN::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LEN(式1[,式2])  ・式1のアドレスから   式2の値の下位バイトのアスキーコード(省略すると0)が   みつかる直前までのバイト数を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CP::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CP(式1,式2,式3)  ・式1、式2を先頭アドレスとするメモリを式3バイト分比較し、   一致したならば1、不一致ならば0を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CP$::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CP$(式,"str")  ・式で示されるアドレスからのメモリと、文字列を比較し、   一致したならば1、不一致ならば0を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::INSTR::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ INSTR(式1,式2,式3)  ・式1のアドレスから 00Hまでの間に、   式2のアドレスから式3バイト長の文字列がみつかれば   その位置(式1のアドレスから数えて何バイト目か)を値とし、   みつからなければ0を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::INSTR$::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ INSTR$(式,"str")  ・式1のアドレスから 00Hまでの間に、   指定の文字列がみつかればその位置を値とし、   みつからなければ0を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CHARA::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CHARA(式1,式2)  ・座標(式1,式2)の位置に表示されている   キャラクタのアスキーコードを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::PEEK::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ PEEK(式)  ・式のアドレスに格納されている値を返す。 ・――――――――――――――――――――――・ |::WPEEK::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ WPEEK(式)  ・式のアドレスと、式+1のアドレスに格納されている値を   それぞれ下位、上位バイトとして返す。 ・――――――――――――――――――――――・ |::BIT::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ BIT(式1,式2)  ・式1のアドレスの式2ビットを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::INP::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ INP(式)  ・式のI/Oポートから入力した値を返す。 ・――――――――――――――――――――――・ |::WINP::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ WINP(式)  ・式のI/Oポートと式+1のI/Oポートから入力   した値をそれぞれ下位、上位バイトとして返す。 ========〈システム関数〉======== ・――――――――――――――――――――――・ |::GET::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ GET  ・リアルタイムキー入力。   どのキーも押されていないならば0、   何かのキーが押されていれば、そのアスキーコードを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::INKEY::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ INKEY  ・キーが押されるのを待って1文字入力し、   そのアスキーコードを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::FLASH::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ FLASH  ・力−ソルを点滅させて1文字入力する。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CURX::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CURX  ・力ーソルのX座標を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CURY::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CURY  ・力−ソルのY座標を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::TOP::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ TOP  ・変数スタックのいちばん上に積まれている値を返す。 ・――――――――――――――――――――――・ |::POP::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ POP  ・変数スタックからポップした値を返す。 ・――――――――――――――――――――――・ |::ADR::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ ADR(変数名)  ・変数の値が格納されているアドレスを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::VAL::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ VAL(式)  ・式のアドレスより中間コードで置かれている   1行の式を評価して値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::DSK::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ DSK  ・デフォルトデバイス名を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::NOW::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ NOW  ・現在実行中の行番号を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::LINADR::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ LINADR(式)  ・式の値で示される行番号を持つ行の格納されている   先頭アドレスを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::SIZE::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ SIZE  ・テキストエリアの残りバイト数を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MAX::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MAX  ・フリーエリア上限のアドレスを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::VERSION::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ VERSION  ・S−OSのバージョンを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::TXBEGIN::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ TXBEGIN  ・テキストを格納している先頭アドレスを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::TXEND::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ TXEND  ・テキスト最終行のエンドコードを格納している   アドレス+1を値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::VSADR::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ VSADR  ・変数スタックの先頭アドレスを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::VEADR::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ VEADR  ・変数スタックの最終アドレスを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::MSP::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ MSP  ・現在のマシンスタックポインタの値を返す。 ・――――――――――――――――――――――・ |::CODE::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ CODE({コマンド }) {ステートメント } {変数 } {出力関数 } {論理演算子}  ・中間コードを値とする。 ・――――――――――――――――――――――・ |::TABLE::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ TABLE(式)  ・式の値を中間コードとする予約語を   フルスペル(アスキーコード列)で格納している   予約語テーブル内のアドレスを返す(エンドコードは 00H)。 ・――――――――――――――――――――――・ |::NEST::::::::::::::::::::::::::::::::::| ・――――――――――――――――――――――・ NEST(式)  ・式の値が0のとき GOSUB/PROC/FUNC    〃  1のとき FOR〜NEXT    〃  2のとき REPERT〜UNTIL    〃  3のとき WHILE〜WEND    〃  4のとき ブロックIF   のネスティングレベルを値とする。 ●表5 エラーコードー覧(エラーNo.14まではSWORDと同じ) ・――――――――――――――――――――――――――――――――・ |15|Out of memory |テキストエリアが不足した | |16|Bad NEXT |対応するFORのないNEXTが使われた | |17|Bad RETURN |対応するGOSUBのないRETURNが使われた | |18|Bad UNTIL |対応するREPEATのないUNTILが使われた | |19|Bad WEND |対応するWHILEのないWENDが使われた | |20|Bad END IF |対応するIFのないEND IFが使われた | |21|Bad FOR |FORループのネスティングが16重を越えた | |22|Bad GOSUB |サブルーチンコールのネスティングが127重を越え | |23|Bad REPEAT |REPEATループのネスティングが16重を越えた | |24|Bad WHILE |WHILEループのネスティングが16重を越えた | |25|Bad Block IF |ブロックIF文のネスティングが16重を越えた | |26|Undefined label |分岐先の行が見あたらない | |27|Stack over flow |マシンスタックがオーバーフローした | |28|Division by 0 |0による除算が行われた | |29|Can't Continue |CONTコマンドによる実行再開ができない | |30|Var Stack empty |変数スタックを掘り過ぎた | |3「|Var stack over flow|変数スタックがオーバーフローした | |32|Too many variables |使われた変数の数が127個を越えた | |33|Line length over |1行が79文字を越えた | |34|Bad ELSE |対応するIF文のないELSEが使われた | |35|Can't do it |ダイレクトコマンドとステートメントを混同して使用した。| | | |または、未定義命令を実行しようとした | |36|Bad RET FUNC |対応するFUNCのないRET FUNCが使われた | |37|Memory proteCted |テキストエリアヘ機械語ファイルをロードしようとした | ・――――――――――――――――――――――――――――――――・ ●表6 命令語省略形一覧  ((c):コマンド(s):ステートメント(f):関数(D):PRINT文出力関数) ・――――――――――――――――――――――・ | [A] | | ADR( AD. (f) | | AND AN. (l) | | APPEND AP. (c) | | AUTO A. (c) | | AUTO* A.* (c) | | | | | | [B] | | BEEP B. (s) | | BIN( BI. (p) | | BIN@ (s) | | BINL( BINL. (p) | | BIT( BIT. (f) | | BLOAD BL. (s) | | BOOT BO. (s) | | BROFF BR. (s) | | BRON (s) | | BSAVE BS. (s) | | BYE BY. (s) | | | | | | [C] | | CALL (s) | | CALL@ CA. (s) | | CHAIN CH. (s) | | CHARA( CHAR. (f) | | CHECK CHE. (c) | | CH$( CHR. (p) | | CLEAR CLE. (s) | | CLR CL. (s) | | CLS (s) | | CODE( COD. (f) | | COLD COL. (c) | | CONT C. (c) | | CP( CP. (f) | | CP$( CP$. (f) | | CURSOR CU. (s) | | CURX (f) | | CURY (f) | | | | | | [D] | | DEC (s) | | DECI( DE. or % (p) | | DELETE DEL. (c) | | DEVICE DEV. (s) | | DEVI (s) | | DEVO (s) | | DIR D. (s) | | DSK DS. (f) | | | | | | [E] | | EDIT E. (c) | | ELSE EL. (s) | | END (s) | | END IF EN. (s) | | ERMODE ER. (c) | | EX( EX. (f) | | | | | | [F] | | FILES FI. (s) | | FLASR FL. (f) | | FN^A( FN. (f) | | FN^B( (f) | | FN^C( (f) | | FN^D( (f) | | FN^E( (f) | | FN^F( (f) | | FF^G( (f) | | FN^R( (f) | | FOR F. (s) | | FRESET FR. (s) | | FSET FS. (s) | | FUNC( FU. (f) | | | | | | [G] | | GET GE. (f) | | GOSUB GOS. or ! (s) | | GOTO G. (s) | | | | | | [H] | | HEX@ (s) | | HEX2( H. or # (p) | | HEX4( HEX4. or ## (p) | | HIGH( HI. (f) | | | | | | [I] | | IF (s) | | INC (s) | | INKEY INK. (f) | | INP( (f) | | INPUT I. (s) | | INSTR( INS. (f) | | INSTR$( INSTR$. (f) | | | | | | [K] | | KEY0 K. (s) | | KILL KI. (s) | | | | | | [L] | | LDDR LDD. (s) | | LDIR LD. (s) | | LEFT$( LEF. (p) | | LEN( LE. (f) | | LET ――― (s) | | LIMIT LIM. (s) | | LINADR( LIN. (f) | | LINPUT LINP. (s) | | LIST L. (c) | | LIST* L.* (c) | | LMODE LM. (c) | | LOAD LO. (c) | | LOCAL (s) | | LOCATE LOC. (s) | | LOG( LOG. (f) | | LOW( LOW. (f) | | | | | | [M] | | MAX (f) | | MAX( MA. (f) | | MEM (s) | | MERGE M. (c) | | MIN( MI. (f) | | MIRROR( MIR. (f) | | MIRROR@ (s) | | MOD( MO. (f) | | MON (s) | | MSG( MS. (p) | | MSP (f) | | MSX( MSX.  or ! (p) | | MULH( MU. (f) | | | | | | [N] | | NEST( NES. (f) | | NEW (s) | | NEXT N. (s) | | NOT( NO. (f) | | NOW (f) | | | | | | [O] | | ON (s) | | OR (l) | | OUT O. (s) | | | | | | [P] | | PARITY( PAR. (f) | | PAUSE PA. (s) | | PEEK( PE. (f) | | PN( PN. (p) | | POKE PO. (s) | | POP (f) | | PRINT P.  or ? (s) | | PRMODE PRM. (s) | | PROC PRO.  or # (s) | | PF^A( PR^. (p) | | PR^B( (p) | | PULL PU. (s) | | PUSH PUS. (s) | | | | | | [R] | | RANDOMIZE RA. (s) | | RECOVER REC. (c) | | RENAME RENA. (s) | | RENUM REN. (c) | | REPEAT REP. (s) | | RESET RES. (s) | | RET FUNC RETF. (s) | | RET PROC RETP. (s) | | RETURN RE. (s) | | RIGHT$( RI. (p) | | RND RN. (f) | | ROTL( RO. (f) | | ROTR( ROTR. (f) | | ROTLD( ROTLD. (f) | | ROTRD( ROTRD. (f) | | RUN R. (c) | | | | | | [S] | | SAVE SA. (c) | | SEARCH SE. (c) | | SET (s) | | SIZE SI. (f) | | SPC( SP. (p) | | SQR( SQ. (f) | | SQU( SQU. (f) | | STEP S. (s) | | STOFF STOF. (s) | | STON (s) | | STOP STO. (s) | | STRING( STR. (p) | | STR (s) | | SUM( SU. (f) | | SWAP SW. (s) | | | | | | [T] | | TAB( TAB. (p) | | TABLE( TA. (f) | | TEXT TE. (c) | | THEN T. (s) | | TO (s) | | TOP TO. (f) | | TRANS TR. (s) | | TXBEGIN TX. (f) | | TXEND TXE. (f) | | | | | | [U] | | UNTIL U. (s) | | USR( US. (f) | | USR@( USR@. (f) | | USR^A JSR^. (s) | | USR^B (s) | | USR^C (s) | | USR^D (s) | | USR^E (s) | | USR^F (s) | | USR^G (s) | | USR^H (s) | | | | | | [V] | | VAL( VA. (f) | | VEADR VE. (f) | | VERSION VER. (f) | | VLIST V. (c) | | VSADR VS. (f) | | VSTACK VST. (c) | | | | | | [W] | | WAIT WA. (s) | | WDEC WD. (s) | | WEND WE. (s) | | WHILE W. (s) | | WIDTH WI. (s) | | WINC WIN. (s) | | WINP( WINP. (f) | | WOUT WO. (s) | | WPEEK( WP. (f) | | WPOKE WPO. (s) | | | | | | [X] | | XOR X. (l) | | | | | | [Z] | | ZERO( Z. (f) | | | ・――――――――――――――――――――――・